2022年9月の暴落をうけて、自己資産を株式だけではなく、不動産・REIT、金、債券、預貯金などに分散しておけばよかったと思いました。
でも暴落しちまったんだ、もうしょうがない。
手元には暴落してマイナスになっているS&P500などインデックスETFがあるだけ。
さあここでどうするか。
ひとつの回答は米国債。
米国債は国が発行していて信用はめちゃくちゃ高い。
アメリカが破産するなんて考えられない。
米国債は元金保証だし、利回りもいま(2022年9月)買えば4%。この利回りは買ってしまえば、それについてはあとから変更されることはない。
ただしこう思う人もいるかもしれない。
米国債を買って4%ずつの利子をもらって、5年後までに合計20%の利子をもらったとする。
でも為替が変化して、いま140円だして買ったものが5年後に100円になってたら、30%くらい減ったことになりますよね、と。
だから米国債から得たドルは、半永久的にドルのままで運用することにする。
どうしても米国債からゲットした利子を円にしたいのなら、為替のよいタイミングで円に換えればよい。
(楽天証券なら米国債の利子は円ではなくドルのまま受け取る設定が可能)
もうひとつの選択肢がXYLD, VYM, DGRWなど高配当米国株。
むずかしい説明は省略するがXYLDはS&P500と「マイルド」に相関しつつ、配当がなんと10%ある。
今(2022.9)さがっている時に円をドルにして米国株XYLDをかっておけば、いつかS&P500があがったらXYLDも「マイルド」にあがるし、もしもあがらなくても年利10%ものドルがもらえるのだ。
アメリカのヤフーファイナンス 銘柄XYLD
アメリカのヤフーファイナンス 銘柄VYM
アメリカのヤフーファイナンス 銘柄DGRW
金、ゴールド。
金のETF(SPDRゴールド・シェア (1326))や投資信託はあるが、金というのは貨幣がぶっこわれても価値があることが特徴なのだから、やはり現物をもっておきたい。
ネット証券では、だいたいどこも1.65%の購入時の手数料のみで保有できる。ただし本当の現物を郵送でおくってもらうときは別途手数料がいるようだ。
マネックス証券のゴールド
為替ヘッジありのインデックスETF
2022.11月現在、年単位でみればまだまだ世界株安、米国株安であるので、それらのインデックスETFを買う。ただしドルで買うにはまだドル高であるから、円で買う。そして為替ヘッジあり、つまりドルベースのグラフと同じ動きをするインデックスETFを買う。しかも為替ヘッジありでも経費率(手数料)が低いものがよい。
S&P500指数に連動する(2634)NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信や
日本を除く先進国.時価総額の約85%カバーしている(2514)(NEXT FUNDS)外国株式・MSCI-KOKUSAI(H有)がおすすめ。
日本の格安高配当株
まず高配当のランキングをみてみましょう。
そして倒産の可能性が超低い東証一部に限定しましょう。
さて2022年10月現在、東証一部で一番配当利回りが高い銘柄をみてみましょう。
さて格安かどうかをみるのはたった2つの指標だけ。PERとPBRです。
この銘柄は「東証一部で一番配当利回りが高く、しかも超格安である」ということがわかりました。
まとめると、
資産の半分はドルによる金融商品でもっておきたい。さらに金(GLDというETFもある)、国債など分散、長期保有で投資はするべきた。
今回の暴落をいい教訓にして、これからはバランスしたポートフォリオを守っていきたい。