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感想(141件) |
百均ショップの色鉛筆でも名作はかける
ばかな俺なりに一言でいうと、そういう本。
評価が高かったので読む気になったが、さいしょの展開や文章は「やっすいライトノベルみたい」と思った。
ここが大事なのだと思う。
簡単な言葉、よくある展開でも、当事者にとっては大切なんだ。
自分の親友は、はたからいるとまったく非凡じゃなくても、自分にとっては全くあり得ない唯一無二の存在になるんだ。
親友と同じように、まわりのまったく非凡じゃない家族や先生たちも、いつも生きていてそして傷ついて全く冗談じゃないくらい生きづらい世の中を必死に生きている。そこに気づくか気づかないかで、お互いの大事さがかわる。
子供たちには思春期の直前、厨二病になる前に読んでほしい(笑)。
そして汚れた大人たちにも読んでほしい。
数千人のレビューで★★★★☆、すごい本だ。
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