「DIE WITH ZWRO」を読んで

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール [ ビル・パーキンス ]

価格:1870円
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感想(67件)

非常に読みやすく、理系の俺でも丸一日かけて読みきれた。

内容だが、著者が一番言いたいことはずばりタイトル通りで、それを読者に納得させるために、色々細かく言うのはお決まりの自己啓発書のスタイルといえる。

お金を余分に持って死ぬのは勿体ないから、若いときで体力がある時期に経験を沢山しなさい。そうすれば、その経験が「配当」をそのあと一生ずっと生み続ける。老後に資金を貯めたいと思っていても、老後というのは若いときほどお金を使わないから安心しなさい。子供にお金を残したいなら、遺産ではなく、今渡しなさい。

この本の主張を思い出して書いてみると、ざっとこんな感じだろうと思う。

この主張自体には俺はほぼ賛成で、納得できる。

この考え方って、一生ではなく、スケールをかなり小さくして、一日にして考えれば、筆者の言っていることを既に実践している人も多いのではないだろうか。

つまり、一日のうちにやりたいことを書き出して、頭がさえている朝にすること、身体が動けるつまり疲れていないうちにすること、外にはでず家でリラックスしてすること、など時間帯や自分の疲労感を考慮にいれて、できるだけ多くのことをして一日を充実させるという戦略だ。

ある日を充実させるためのこの一日バージョンに、さらに重要なお金というファクターを入れて一生バージョンに仕上げたと考えれば、筆者の言いたいことがさらに理解しやすいかもしれない。

ただ、一点だけ、揚げ足取りみたいなことを言うと、

「『経験』は金で買えないから40-60歳になったら、どんどんお金を減らして、使え、というのは理解はできる。でも、数億円とか、ものすごい大金を持つこと自体で安心したり、株取引したり、そういう大金を持ち続けることによってでしかできない『経験』をしたいっていう人には当てはまらないだろ』」

ということだ(笑)。

この本で紹介されていた長寿年金については知らかなった。日本生命などにもこういう商品(ニッセイ 長寿生存保険(低解約払戻金型))があるようだ。

例えば、50歳から65歳まで毎月保険料をまず支払って、合計550万円をしはらいきる。そのあとは、65歳から死ぬまでずっと毎月年金額60万円をもらい続けられるという保険だ。

この場合、75歳まで生きればトントンで、それ以上生きれば生きるほど、たくさんお金をもらえることになる。

話がかわるが、色んな自己啓発書読んできたが、だいたい書かれていることは幾つかのポイントに集約されるのではないかと思う。

つまり、

・健康、時間、お金を大事にせよ。
・経験はお金より大事だから、今をできるだけ楽しめ。
・リスクをとりすぎて、自動運転モードになると、人生が充実しないぞ。
・いつやるの、いまでしょ。

こんなところだろう。





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