eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の純資産総額が7兆円を超えた。
じゃあこの7兆円ってどこにいっているのか。
「だから、全世界の株を分散して買っているんだろう」と言われるかもしれないが、俺みたいな心が汚い人間はこう考える。
「いや別にオルカンという投資信託を売ってる三菱UFJが、あつめた7兆円で実際に全世界の株を買わなくてもいいだろ。MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに連動して価格が動くようにしている商品っていうだけなんだから。インデックス自体もモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社(MSCI)が作ってくれてるんだから、それにあわせて売る価格を変えればいいだけで、なにもわざわざ全世界の株を買う必要ないよ。」と
しかし実際は結局、オルカンに集まった金で全世界の株を買っているようだ。
そうすると次の疑問がわく。
「おいおい。じゃあ7兆円もの金で、時価総額加重平均で株を買うってことは、高い銘柄を高値で買ってることになるじゃん」と。
答えは、YES
ただしこのやり方は「高値掴みの失敗」にはならない。結局、時価総額加重平均みたく、マーケットの平均で買っていくとリターンが良いことが今までのマーケットの歴史によって証明されているのだ。
おまけとして、オルカンのさらにいいところは、おれたちはこれ一本もってるだけで、先進国新興国関係なく時価総額によって銘柄組み換えを自動でやってくれることだ。
一周まわって、結局やっぱりオルカン。
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