今回のトランプショックで、本当の投資家は暴落の前の、市場が割高感のときに売っておくというのが大事だと身に染みてわかったのだが、ウォーレン・バフェットが今回もやっぱり神ってる投資をしていたことを知った。
ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイは、2024年第4四半期(2024年の10月〜12月あたり。日本は4月から第一四半期がはじまるので2024年の10月〜12月は日本では第三四半期になりますが)に、S&P500に連動するETF(SPYとVOO)をぜんぶ売ってたことが、2025年2月に明らかになったのだ。
売ったETFの金額はそれぞれ約2,200万ドルで、バークシャー全体から見ればほんのちょっと(全体の0.02%くらい)。でもこの売却のおかげで、バークシャーの現金はなんと過去最高の3,342億ドルに!
この動きを見ると、バフェットが「今の市場はちょっと高すぎかも?」と市場を見抜いていたことがわかる。
すごすぎる。
そして続いてのニュース。
バフェットが円債を発行していたが、はじめて1000億円をきって、900億円まで減ったというのだ。バフェットは日本を投資の対象にしなくなったのか?!
そもそも円建て社債というのは、借りたお金も返すお金も“円”でやりとりするってこと。「バークシャーが運用してやっから、おまいら、円をわたせ。〇年後にちゃんと利子をつけて円で返すからよ」っていう金融商品。円でお金を集めて、円で返す。
たとえば、今かりに1ドル100円とします。
最初に社債で1億円借りるとする。ドルにすると100万ドル。
で数年後に返すときに、
1ドル=50円の円高になっていたら、借りた1億円はドルに換算すると200万ドルになる。
同じ1億円を返すのに、もし円高になると「ドルで見た場合に」余計に払うことになる。「円高で損する」ともいえる。

借りたお金も返すお金も“円”でやりとりして、しかも日本の総合商社に投資すんなら、ドル換算関係なくね?って思うかもしれない。しかしバークシャーハサウェイ社はもちろんアメリカの会社であるから、ドルベースで会計とかもするから、この「円高で損する」のはいやなのだ。
だからバフェットは「これから円高になるかもな。だったら、あんまり円で借金(=円建て社債)しないでおこうかな」って考えて、今回は少ししか借りなかった。
日本の景気、産業がどうのこうのっていう訳ではないのだ。
はじめてバフェットが円建て社債を発行したときの俺のブログをみてくれ(笑)。
2019年9月、1ドル105円。この時はこれから円安になると思ったから、バフェットは円建て社債をはじめて発行しだしたのだ。今ふりかえって考えればわかる。6年経過してやっとバフェットが何をしていたかがわかる(笑)。
それからバフェットの予想通り、歴史的円安になった・・・、世界一の投資家こわすぎる。予知能力者(笑)。しかも予想に自信があるから、大金を投じる。
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